2021年2月16日火曜日

うっせぇわ

ご無沙汰しております。皆様、お元気でしょうか。私はなんとか生きてます。
あの忌まわしき3.11からもうすぐ10年で、思うことがあるので書かせていただきます。
(トゲのある内容なので苦手な方は閲覧をお控えください)



あの日のこと。
住んでる場所が遠方なので地震があったことも知らず、何となくテレビを付けたらあの地獄のような映像が映し出されていました。
子供の頃夏休みに何度も訪れた親戚の家は半壊。いわきの海の家は流されて跡形もありません。
テレビのスクリーンに映し出された、お母さんと言って泣き叫ぶ子供の姿は今も忘れられません。

数年後。私はCOBRAのブログで、闇の勢力やアルコンのことを知りました。3.11のことについても。そして、私の心に復讐心が芽生えました。

復讐と言うものは大人げないのかもしれません。かつてダッハウ強制収容所を解放したアメリカ軍の若い士官が、無抵抗の捕虜を射殺してしまう事件がありました(ダッハウの虐殺 - Wikipedia)。
その直前に、アメリカ軍はホロコーストの犠牲者であろう多くのやせ衰えた遺体を目撃しています。もし私が、その若い士官と同じ状況に置かれたら、彼と同じことをしてしまったと思います。

いいか わるいか なんて かんけい ないんだよな?
「できる」ってだけで やろうとするんだ
そう… 「できる」って だけで…
やらずには いられないんだ

引用元:Undertale

長い間恨まれてきた闇の勢力。その生殺与奪を上述の士官のようにひょんなことから握ってしまった時(もちろん光の勢力はそのようなことが起こらないように抜かりなくやるとは思いますが)、「撃たない」選択をするのはとても勇気がいる事です。
もし、「撃つ」選択をしてしまったら向こうと同じように銀河法廷に出廷しなければいけなくなるでしょう。


時間を2021年2月現在に戻します。ワイドショーは例の流行病の事ばかり。COBRAの読者はその正体をご存知であるとは思いますが、世間的には疑うことすらせず、「***に負けるな」との看板が学校に掲げられている様子は戦時中さながらです。

同調圧力が怖いから、誰も口にしないだけでフラストレーションは溜まりきっているでしょう。
イベントが起こって、全てが明らかにされた時に人々がどのような心境になるかは容易く想像できます。
もちろん、暴力行為は絶対にダメです。
そう思う一方で、闇の勢力によって行われた過去の暴虐や現在進行系で行われている暴虐を見ると、それに対する反抗心や復讐心が混ざった激烈な感情がこみ上げてきます。

自分の中に、理想&人道主義的なヒューマニスティックな部分と、残虐&猟奇的な野生の部分がある。


最近流行りの「うっせぇわ」と言う楽曲でも、理性と反抗心がせめぎ合うような歌詞になっています(著作権があるので、歌詞は引用しません)。
現状は、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるようなものです。
早くこの膠着状態が終わり、混乱なく平和的に次の段階に移行できるように願います。
それまでは、溜め込み過ぎずに適度にガス抜きしながら暮らしましょう。